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こんなEAには騙されるな!

私は3年間を費やしてEAを開発してきたことで、EAを利用する立場から開発する立場になり、FXに関する知識だけではなく、EAについての知識もたっぷりと吸収することができました。

今回のプロジェクトと経緯について」の項目でもお話をさせていただきましたが、他社で販売されているEAの研究も平行して行っていたので、国内で販売されている多数のEAを片っ端から実際に購入し稼動を続けていました。

この経験を活かし、皆さんにアドバイスできることもあるのではないかと思ったので、EAについてちょっとお話をさせていただきますね!

まず、長年勝てるEAをお探しの皆さんに質問です。
継続して利益を積み重ねる」ことができたEAに出会えましたか??
出会えていない方が殆どだと思います。

 

それはなぜか??

その答えのヒントになるかも知れないので、よろしければ参考にされてください。

EA(自動売買)の広告でよく見かけるものをピックアップしてみました。

 

●LINE友だち追加での勧誘(TwitterやインスタグラムなどのSNSを通じて登録させる)

このEAを(無料で)使いたい方は、LINEで友だち追加してください!
こんな感じです。まず「LINE」となったら、そのEAとは“さよなら”しましょう。

それにはいくつかの理由がありますが、
まずは販売者(提供者)自分の身分がバレないためです。
ホームページで宣伝をして利用者を集め、報酬を間接的でも得るためには、「特定商取引法に基づく表記」が必要となり、自分の名前や所在地、電話番号を載せる必要があります。LINEを通じてやり取りをすることで、個人の身分を公表することなく勧誘ができてしまうため、LINEなどのSNSを通じて勧誘する人が増えています。

また、「特定商取引法に基づく表記」が掲載されていたとしても、偽名を使っていることや、存在しない所在地、使われていない(または他人の)電話番号を載せていることが殆どだと言われています。よくあるパターンとして、所在地と電話番号がレンタルオフィスやシェアオフィス、貸し会議室の住所や電話番号を使っているところが多く見られます。○○ビル3Fなどフロアー全体を意味する住所も怪しいです。一概には言えませんが、掲載されている住所がレンタルオフィスの場合は注意してください。その場合は、電話番号も電話代行サービスを利用していることと思われるので、ほぼその個人を特定することが難しくなります。公に身分をさらしたくない理由が何かしらあるという意味です。

私が「特定商取引法に基づく表記」で公開している住所は、家族で住んでいる自宅の住所となります。気になるようでしたら手紙を出していただいても構いません(笑)返信用封筒を入れていただければ、お返事もお返しします!電話番号も自宅の番号なので、お確かめになりたいのでしたら、「これから購入するのでよろしく!」の一言だけでも構いませんのでお話ししましょう!もちろん私(佐藤)本人が出ます。1つだけお願いしたいのは、夜間の電話はご遠慮ください。子供は20時ごろ寝てしまいますので呼び鈴で起こしてしまう恐れがあります。できれば10時~17時の間でお願いします。
(お電話でのお問い合わせはお受けしておりません。どうしても本当の電話番号かを確認されたい方だけでお願いします。)

 

●一定期間のバックテストの結果を見せて、そのEAの実力を評価しているケース

どんな勝てないEAでも一定期間だけは取引結果が良いときがあります。
短くても直近5年、条件クリアとなるのは10年のバックテストデータを公開していないEAは話になりません。もしバックテストデータが数ヶ月間、または1,2年だけだった場合は、勝てないEAだと自ら宣伝しているようなものです。

バックテストの期間が短い場合、EAの販売者に「直近10年のバックテストの結果を教えてください」と尋ねてみてください。

何かしらの理由を付けて断られたら、それは「見せられる成績ではない」と思ってください。 EAの販売者は必ず5年、10年のバックテストを行い、その結果をしっかりと認識しています。

 

●実際に取引をした結果(フォワードテストの結果)があるとしても、それが部分的な期間の取引結果を公開しているEA

先程と同じように、どんな勝てないEAでも一定期間だけは取引結果が良いときがあります。リアル運用の期間が短すぎて話にならないEAも多々ありますが、部分的な期間の取引結果を公開して、こんなに勝てますよ~!みたいな宣伝をしているEAには気を付けてください。

もし継続して利益を生み出せるEAであるならば、日々の取引結果を継続して公表しているはずです。
もしEAの販売者に「直近1ヵ月間の取引結果だけで構わないので教えてください」と尋ねた時に、何かしら理由を付けて断られたら、これも「見せられる成績ではない」と思ってください。 彼らは都合が悪い情報は公開しません。

 

よく見かけるのは、スマホの取引画面のスクリーンショットです。
○月○日+○○pips獲得 利益○万円!
おいおい、1日単位かい!日付が飛び飛びじゃん!と突っ込みたくなりますが、スマホは表示できる履歴が少ないので、見せる側としては助かるのでしょう。リアリティーはありますが、もしそのEAの取引結果ではなかったらどうでしょう?見ている人はあたかもそのEAを稼動させた取引の結果を見ていると思い込んでしまいますが、宣伝用に裁量取引の結果を載せていても私たちには判りません。これこそが彼らの「手口」なんです。

 

新規口座開設のアフィリエイト報酬を皆さんご存知でしょうか?
例えば、DMM.com証券は15,000円、松井証券FXは20,000円、海外ですと30,000円~など、高額なアフィリエイト報酬が発生します。
このアフィリエイト報酬を目当てに、宣伝用の取引結果を餌にしてLINEのアカウントを何度も変え、繰り返し顧客を獲得する手法が日本国内で蔓延していることも忘れないでください。

※ちなみに皆様にご紹介している「XM Trading」では、新規口座開設によるアフィリエイト報酬はありません。新規口座開設で3,000円のボーナスがもらえるのは口座開設者本人だけです。

 

●高い勝率を全面に押し出して宣伝しているEA

勝率が必然的に高くなるトレード手法を用いている場合は、継続して利益を生み出せないEAでも勝率は高くなります。

コピートレードの中でも勝率100%のトレーダーがたくさん存在します。
勝率が必然的に高くなるトレード手法というのは、一般的にグリッドトレードという手法を用いているからです。グリッドトレードは、等間隔の値幅でポジションを取る手法です。勝率が高くなる傾向がありますが、ポジション数も多くなるので、含み損も大きく膨らんでしまう可能性も高く、その含み損が全て解消されるまでにかなりの日数を必要とする場合もありますし、常に含み損を抱えている状態が続いたまま新たな取引を仕掛けます。

グリッドトレードは、今は含み損でもいつかは利益になるから、それまで放置しておこう!みたいな感じの手法です。半年以上含み損を抱えたままになっていることも普通にあります。この様に手法により勝率が高くなる傾向があることを知っておく必要もあります。

高い勝率を全面に押し出して宣伝しているEAの販売者にこんな質問をしてみてください。

「運用資金に対して最大の含み損は何%ですか?その時の取引量(○万通貨)も教えてください」、もう1つ「含み損を(連続して)抱えていた最大の期間」もぜひ問い合わせてみてください。
この質問にしっかりと答えてくれればいいですが、答えてくれないでしょう。
運用資金に対して取引量が少なければ、運用資金当たりの損失額(%)や含み損額(%)は小さくなりますので、誤魔化されないように気を付けてください。

 

●カーブフィッティングをしていないと謳っているEA

カーブフィッティングとは、過去の相場(値動き)に合わせてシステムを最適化することです。
過去の相場に当てはめた時に成績が良くなるように、バックテストから最適な設定数値を導き出すことを意味しています。バックテストの成績は自ずと良くなりますが、過去と未来の相場は同じではないので、実際の取引ではバックテスト通りの結果になりません。

「カーブフィッティングしていない」と宣伝しているEAの意味は、バックテストの成績(過去の成績)に近い結果が、未来でも得られる。という意味を示していますが、カーブフィッティングをしたか・していないかを知ることができるのは開発者本人だけです。利用者に真実は判りません。

私はカーブフィッティングの使い方によっては、より良いEAが作れるとも思っていますので、カーブフィッティングが悪いとは思っていません 。しかし、カーブフィッティングしていないと謳っているEAに限って、バックテストの結果と実際の取引結果に大きな違いが生まれてしまうのは何故だろうと思ってしまうことが過去に何度もありました。自分がやっている最適化をカーブフィッティングと自分で認めていない開発者もいるのではないかなと思います。

 

●最大の含み損を公開していないEA

一般的に使われている最大ドローダウンの意味は、実際の残高の増減により算出された値なので、含み損は加味されていません。多くのEAが含み損の最大ドローダウンを公開していないと思います。公開してないのは構いませんが、 EAの販売者に尋ねてしっかりと答えてくれるなら問題ありません。

EAの販売者が答えてくれないのでしたら、そのEAは注意が必要です。
取引をする際は、含み損がどれだけ膨らむ可能性があるのか、またはリミットを明確にする必要があります。実際の残高の増減により算出された最大ドローダウンの値だけを基に取引量を計算してしまうと、含み損が膨らんだ際、証拠金不足により強制決済という事態になってしまいます。

含み損の最大ドローダウンを把握していたのなら、その分余裕を持たせることができるので、そこからの戻り(含み損の回復)も期待できるので、最終的には利益で終えられるかもしれませんし、損失も少なくて済んでいるかもしれません。

 

以上、「こんなEAには騙されるな!」でした。

 

高額なお金を払って購入したEAだとしたらどうでしょう?
購入したEAを稼動させてみたら全然勝てない(-_-;) 運用資金が減る一方(°ロ°;)となった場合、返金もしてくれないのでそれで終わりです。

また新たな旅に出て勝てそうなEAを探し回るという感じではないでしょうか?

多くの方が、夢を抱き、そして敗れ、それをまた繰り返す。
この循環が何年も続いている方が多いのではないかと思います。

ですが、私がご紹介するコピートレードを知ってしまった方は、勝てるEAを探すのをパタリと止めてしまうでしょう。

そして、何年も何年もずっとコピートレードでお取引を続けていくことになるかと思います♪